皆さまの応援を頂き、
今年は四つ葉設立5周年を迎えます。
児童養護施設にボランティアに通っていたころ
幼稚園の年中組さんだった男の子が
今年は小学6年生になります。
「おばちゃんのお家にお泊まりに行きたい!」と
せがまれて、里親資格をとりました。
夏休みや冬休み自宅に連れて帰り念願のお泊まり。
「一緒に買い物し、ご飯を作りご飯を食べ、
お風呂に入り一緒のお布団に寝る」
一般家庭であれば当たり前の普通の生活に目が輝きます。
その年中児がお布団に入り
幼稚園であった事やらたくさん話しをしてくれました。
話が途切れたので眠ってしまったのかと思いきや、
声をころして泣いています。
「なんで、おばちゃんが、
ボクを産んでくれへんかったんや!」
「ごめんな」と
謝る私のお腹をバンバン叩いて
「ここから生まれたかった。おばちゃんの子どもにして」
泣きじゃくる年中児を抱っこして二人で泣きながら寝たことが
私の人生を変えました。
児童養護施設に入らなければならなかった
子どもたちに何の罪もなく、
寂しいとかシンドイことを
施設の職員さんが精一杯受け入れてくれるなかで、
でも自分だけが甘えられる大人がいてほしかったのでしょう。
「施設で先生たちの愛情を一杯もらっておいで。
18歳になって施設を出たら、
おばちゃんが大きなお家を用意して待ってるから!」と
約束して作ったのが四つ葉のクローバーのシェアハウスです。
昨年クリスマスのお菓子を届けたとき
「ちっちゃな恋人」に聞いてみました。
「おばちゃんとの約束覚えてる?」
「うん、覚えてる❣️」
彼が18歳で施設を退所するまであと7年。
約束を守るために何がなんでも
四つ葉のシェアハウスを存続させる!!
右も左も福祉の「ふ」も知らない中で
「おばちゃんの思い」のみで始めた民間の活動が
県に認可を受け、皆様の税金を頂き、
平和堂財団様をはじめ
(大晦日、平和堂夏原会長自ら年越しソバ、
お餅等運んできてくださり恐縮しまくり)
たくさんの皆さまの応援と励ましを受け、
ひたすら感謝です。
若者たちとともにスタッフも日々成長し、
社会にお返しすることをお約束します❤️
本年もよろしくお願いいたします。
2018年 初詣
立木山 800石段 若者に負けじと 今朝は筋肉痛
杉山
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