9月　真夜中会議は勉強会　

児童養護施設などから自立したあと、保護者など、頼る大人がいないと、仕事、生活、お金、人間関係…トラブルがあった時に乗り越えることが出来ません。

法的に「児童」ではなくなる18歳以降、「保証人」がいないと仕事も、住居も決まりにくい日本で生きていくのは、サバイバル

仕事を辞めて住居を失うと、文字通り命がけ。

昨日まで「児童」として大切に守られていたはずが、いきなり「自己責任」と言われます。

その課題をなんとかしようと、滋賀県では「地域養護推進協議会」が4月に発足しました。

マザーボード

昨日は、自立援助ホーム入所者＆退所者＆応援団が、ひと月に一回集まって　【雑談　→　相談　→　つながる】　月に一度の【真夜中会議】でした

私に与えられたミッションは「デートDV」「性暴力」の知識を身につけてもらうでした。

みんな真剣に聞いてくれて、ありがたかったです

終わってからも、質問や相談に来てくれて、めちゃ嬉しかったです

早めに気づいてくれたら、問題の芽が小さいうちに対処できます

「私、もう、アラサーやで」と、泣き笑いながら話してくれた女子もいました。

年齢で支援を区切る制度では「子ども」を救えない現実があります。

法律では救えないから自分で始めて、それを滋賀県の制度創設にまでつないでいく真智子さんを、心の底から尊敬します

真夜中会議が終わり、文字通り真夜中に帰宅すると、真智子さんからお礼メッセージ。

「ええ子たちでした」と返信すると「私の宝物ですねん」と即レス