「伴走支援」を考えるお話一緒に聴きませんか②

以下は奥田さんのFace Bookより引用致します。

南青山の児童相談所建設反対運動について

『そもそも反対運動する人々は
「自分は絶対にそちら側に行かない」と
信じ続けている。
困窮者や苦労を背負った人々が
「単なる怠け者」であって
「自己責任だ」と思っておられる。
だが、現実はそんな単純ではない。
「こんなはずではない」という
事態は誰にでも起こる』

南青山の反対運動のニュースを見ると
これまで何度も経験した運動がよみがえる。
ほんとうにしんどかったなあ。
反対される住民の方々は、
自ら身の安全を案じ
反対の声をあげている。

それが、本当に
「単なる危険な存在」であるのなら
反対も仕方ない。
しかし、児童支援施設が建つことが、
ホームレス支援施設が建つことが、
実は住民の身の安全に通じているならば
誰も反対しないだろう。

また、本人以外は世代間継承される
貧困が現実がある。
「今大丈夫」なのは
たまたまそういう環境(家)に
生まれただけなのかもしれないと
ピケティは言っていたなあ。
いずれにせよ「いのち」は、
存在論的事柄で、普遍的な事実なのだ。

一つのいのちをないがしろにすると、
いずれ全部のいのちが危険にさらされる。
ホームレス対策のために
公園のベンチを撤去する。
あるいは、
ベンチに妙な仕切り板を作り
寝れなくする。

駅の待ち合わせはなくなった。

しかし、その影響はホームレスに
限られることはない。
お年寄りはどこで休むのか。
身体が弱い人はどこで休むのか。

いのちはつながっているのだ。

青山の住民が気にした
「地価が下がる」は、
この間の刻み込まれた
「反対住民の印象の悪さ」によって
現実になったのではないか。

そうであるならば皮肉なことだと思う。
いのちに意地悪して良いことはない。
それは、自分のいのちに跳ね返る。
ただ、住民の不安も全く空想ではない。
ホームレス支援施設も児童施設も、
そりゃ多少なりとも環境の変化を及ぼすし。
迷惑もかけることになる。

しかし、それは当然のことであって、
別にこれらの施設に限ったことではない。
元々の住民の中にも
迷惑をかけている人はいるだろう。
自分で大金を払って手に入れた土地だから
迷惑をかけても良いとは言えない。
それは、もう、お互い様でやるしかない。
実は迷惑は、
社会創造のモメントなのである。
それをうまくコーディネート
できたらきっとみんなが
住みたい人気の町ができる。

それこそ、その土地の真価が
上がる瞬間だと思う。

その可能性にかけてみたらどうだろう。
青山の価値が上がると思うのだが。

奥田知志氏
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2019年5月7日(火)
14:00~16:00
弁護士会館にて
講演会を開催します。
先着100名様です。

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ありがとうございます。
まだまだ受け付けております。

受付はこちらまで
yotuba2013@gaea.ocn.ne.jp

是非、奥田さんに
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四つ葉のクローバー 080-6160-4280




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